2021年製作/132分/R15+/アメリカ
原題:The Suicide Squad
配給:ワーナー・ブラザース映画
あらすじ
スーサイド・スクワッドとは?
政府に招集された、全員終身刑の愛すべきクソやばい14人の悪党たちー
サメ人間・悪カワ・武器オタ・筋肉野郎・水玉の陰キャ・ほか多数!人類最大の脅威、極秘「怪獣」プロジェクトに立ち向かう!?
たった10年の減刑と引き換えに、いつ誰が死ぬかわからない、成功率0%のデス・ミッションがいま開幕する!命令に背けば即死!ミッション失敗でも即死!
この夏、愛すべきクソやばいヤツらが暴れまくるテンション爆上げのサバイバルアクション!
公式サイトより
以下雑感、
前作以上にハチャメチャ爽快!
凄いスピード感で人間が死にまくる、外連味たっぷりの抜群のエンタメアクション映画でした。
*****
とにかくモブの命が軽い~~~~。かといってメイン登場人物も死ぬときはサクっと死ぬので
そういう意味で終始ソワソワしてました。
宣伝文句にあった14人がまさかプロローグで半分になるとは。
製作陣の「僕の考えた殺し方全部見せます!」みたいな。ジョン・ウィックの時も同じこと思ったな。
今回のメンバーはハーレイとフラッグ以外は総入れ替え。
新たな濃い面子の戦闘スタイルとキャラクター性の紹介を
序盤反乱軍を間違えて殺しまくってしまった所とかで同時にこなしてていて上手いなと感じました。
スナック感覚で殺人を競うなw
この辺設定便利ですよね。
自殺舞台で死にまくるし、選抜メンバー代わっても違和感なし。
続編ってことで、前回の序盤のちょっとかったるかった導入を丸々割愛できたのもテンポがよくてよかった。
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中盤のハーレイの脱出シーンの一連のアクションが凄い好きでしたね。
全部そうでしたけど、「あ~今めっちゃ楽しんで作ってんな~」って思えてすごくよかった。
ハーレイのキャラ性もあると思いますがメチャクチャハッピーなシーンでしたね。やってることは虐殺ですが…
大王の歩き方とかもなんか癖があるっていうか、なまめかしくて好きでした。
あ、こいつマジでいたらこんな感じの重心移動なのかなとか。こだわりというか。芝居が上手い。
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ハーレイやピースメーカー初め、メンバーの“ひと癖”がただの個性ではなくて、
それぞれしっかり信念のようなこだわりのようなものがあって
全員イカれ殺人鬼なんですけど、そのこだわりがぶっ飛んだ性格の中の錨というか、人間性の基礎みたいなものになっていて
より魅力的に見えます。これ14人分全員のバックボーンとか知りたくなっちゃいますね。
漁ったら出てくるかな。
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フラッグ~~~~!!!!死ぬのかよ!!!!
ハーレイ同様続投メンバーで唯一の”マトモ”枠。私自身も結構好きだったのでマジでショックだった。
どれだけ周りがイカれてても仲間は絶対助けに行く。
ピースメーカーも、THE・アメリカンマッチョマンでコテコテ過ぎて逆にビックリしてしまった。
この二人のバトルも泥臭くて最高。
その後のブラッドスポートの意趣返しもバッチリ。気持ちいい伏線回収でした。
しかしラスト生きてたのフラッグを期待したんですが…、まんまとノせられてしまった。
二回目の“お前かよ!!”でした。
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全員悪役だから遠慮なくてスゲー楽しいです。
演劇や芝居は、観客たちの代償行動?だと聞いたことがあります。
普通にエンタメとしても最高ですが、好き勝手暴れまわる彼らが見ていてホントに気持ちがいい。
前作よりもすっきり見えたのは監督が変わったのもあるんでしょうか。
洗練されたカオス。
3も楽しみ~~~~。何回でも観れますね。
ブラッドスポートの銃ガチャガチャはやってみたい。