作/演出:有門正太郎
会場:ぽんプラザホール
チケット料金:2.000~2.500円(配信チケット1.000~1.500円)
上演時間:約100分
公演の説明
2019年秋に福岡で結成された劇団「ココドア」の旗揚げ公演。脚本・演出は「有門正太郎プレゼンツ」の有門正太郎。
あらすじ
家族のはなし。今は誰も住んでいないこの家もかつては騒がしかった。
道路拡張のため取り壊しが決まったこの家に祖母貴子の7回忌の為久しぶりに集まった4姉妹。
そこにかつて祖母の世話をしていたヘルパーの女性が訪ねて祖母から聞いたもう一つの家族の話を始め出す。
キャスト
Suzuha / 谷村夏希 / 幸輝 / おとほ / 栗原萌実 / 松田莉奈 / 金光穂奈美 / 優希彩 / 宮本亜里沙 / 中村琴子 / 田吹淳
以下:雑感
つまらない、かったるい芝居だった。
全部が「用意されたような」感情表現。
謎の歌のゴリ押しもツラい。
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配信。音声悪いなぁ〜〜〜聞きづら!
コソコソ話が全然わからない。
配信で音悪いと致命的。中身が入ってきづらい。
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祖母の七回忌と道路拡張のための実家の取り壊し問題のため、久しぶりにに集まった姉妹たち。
取り壊しの賛否を話し合う姉妹たちだが翌日、亡き祖母が離婚した父の作った新たな子に養育費を振り込んでいたことが発覚。
その腹違いの姉妹が急遽会いにくることになり………、
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悠長な芝居だ。展開がすごくタルい。
役者の話し方、テンポもそうだが、物語の本筋が判明するまでにすごく時間がかかってる。
この話が何のどういう話なのか途中まで全然わからないので没入できない。
これ劇場にいたらかなりキツいんじゃないだろうか。
悪い意味での「演劇テンポ」がツラいなぁ。
この空気感だとギャグも笑うに笑えない。
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唐突な歌。キャストの得意のために無理やり差し込んだ感がすごい。
なんだこのオチは…。
タイトルの意味もぼんやりしている。実家に帰ってきたことでなにか良くなったのか?
肝心の「青い扉」が終始話題に上がらず、物としても出てきてなかったので唐突。
内容と照らし合わせてもこじつけ感がすごい。
終始かったるいテンポでそれぞれのキャラに感情移入もできず、劇中起こる問題へのクローズアップが小さい上にそれぞれが絡み合ってないので、解決した後のカタルシスもぼんやり。
歌が長い!!
誰なんだこの人は。
なんだったんだこの芝居は。歌聞かせるために作ったのか?
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作・演出がベテランの役者さんだったので期待し過ぎてしまったが、これは旗あげ公演だった。
モデル事務所の主催なだけあってか、キャストの皆さんビジュアルはみんな整っているので今後中身が伴うことに期待しよう。