観劇・感想

観劇感想:コンドルズ イムズ最終公演01→21 「GET BACK」

タイトル コンドルズイムズ最終公演「GET BACK」

演出・構成・振付:近藤良平
会場:イムズホール
チケット料金:2.000~4.500円
上演時間:約110分

公演の説明
福岡のイムズホールの閉館に伴っての関連企画。
“さらばイムズ、ありがとうイムズ。

学ランの快男児、20年の大感謝を胸に福岡見参! 
21世紀の始まりから、20年連続のイムズ公演!
2021年夏、その集大成を君に!
今、歩き出す、さよならの向こう側へ!”

キャスト
石渕聡 / オクダサトシ
勝山康晴 / 香取直登
鎌倉道彦 / ぎたろー
黒須育海 / 古賀剛
ジントク / スズキ拓朗
田中たつろう / 橋爪利博
藤田善宏 / 安田有吾
山本光二郎 / 近藤良平

以下:雑感


クールなダンスとホットなコントがそれぞれを引き立てあって抜群!全然飽きさせない120分でした。

「イムズ」というホールへの想いをはじめ、沢山の愛に溢れた公演でした。

*****

シリアスパートの言いたいことだけわからなかったな。結局なんの話だったんだろう。

しかしクイズ番組のコーナーは最高。

「ちょうどよくつまらない」回答を用意できるの逆にセンスですよね。すごいなぁ。

「遣隋使」が一番面白かった。

*****

演劇公演、ダンス公演、というより「コンドルズ」を楽しめる時間でした。

やれることやりたいこと盛り盛り常にあるんだろうなぁ。羨ましい。

あの空間にいるだけで次はなんだろう、と楽しみになります。

人力ピタゴラスイッチとか最高。身体性能を惜しみなく使って大人も子供楽しめました。

*****

ダンスパートはどれもクールでカッコいい。

楽曲まとめたのとか欲しくなりますね。

とりわけスズキ拓朗さんと香取直登さんが好きでした。お二人はピンで出てくることも多く(日本語おかしい?)無重力感というか、すごく軽やかで自由で楽しそうに見えました。

鎌倉道彦さんの体幹がすごい!!大勢いる中で目立つのって動く人じゃなくてブレない人なんですね。学びました。

すごいドッシリ感。派手なパフォーマンスはなかったですが一番かっこよかった。

そして何より近藤良平さん。こんな曖昧な言い方好きじゃありませんが、なんだかオーラというか…ちょっと周りと違うエネルギーを感じますね。

観てるだけで自分も踊りたくなってくる、素晴らしいステージでした。

*****

コンドルズ。恥ずかしながら初見だったんですが、20年前の姿をすごく見てみたくなりました。

メンバーの個性豊かさがハンパないですよね。すごく面白い。なぜもっと早く観なかったのか。

*****

“この”イムズホールで公演を観るのも下手したら最後。

幾度目かの中止・延期祭りの最中、こんなに愛にあふれた演目に出会えて幸せです。

いつかまた福岡に来た時、次は博多座かな?観に行きます。NHKも観ようかな。

素敵な時間でした。

*****

しかし1つだけツッコミたい。

イムズは博多じゃねぇ!!!